nokturny op.37

なんてない日常のこと 誰かに話したいけど話す相手もいないから書いて消化

屋根に登る

また台風ですね

 

前回の台風で

屋根の上にある

エアコンの室外機の

側面の鉄板がなくなってた

 

吹っ飛んだのかしら

 

たぶん30年くらい使ってる

木造のエアコン

 

室外機の中身が丸見えやけど

とりあえずエアコンは動くから

今回の台風の前に応急処置として

プラスチックの板を張ることに

 

こういうのって

父親の仕事よね

 

でも

うちの父親は

日曜大工なんてほとんど未経験

 

兄かお爺ちゃんがやってたな

 

その2人がいなくなった今

やっぱ父親の出番よね

 

しかし

家も古いし

父親もけっこうお年だし

 

我が家でいちばん体重が軽いから

という理由で

わたしの役目に

 

梯子がね

ほんまに怖かった

なんていうか

わたし

梯子を信用してなかったよね

だから

めちゃんこ怖かった

 

けど

真ん中くらいで

梯子ってけっこう大丈夫なものやな

って

梯子を信じられた瞬間

怖さは減った

 

その時

信じる者は救われるって

こういうことやな

と、

心の目が開いた

 

屋根の上も怖かった

斜めやもんね

瓦が陽射しで熱いこと

終始へっぴり腰で

プラスチックの板を

テープで貼りつけた

 

すぐ剥がれそうなんですけど

材料がないからしゃーない

 

下から

両親が見守ってた

 

これも花嫁修業になるのかね

 

こんど好みのタイプきかれたら

日曜大工得意な人、

という条件を加える

 

屋根に登れる人募集

 

足震えてた