nokturny op.37

なんてない日常のこと 誰かに話したいけど話す相手もいないから書いて消化

「ガーデン」を読んで幸せについて

千早茜さんのガーデン

ガーデン

ガーデン



「猫は笑わないけど、幸せそうに見える」

そういえば猫、笑ってる顔ってないよね、、、
怒ってる顔はあるけど、
びっくりした顔とか、

でも、
寝そべって、
伸びきって、
白目むいて寝てる姿なんて
めっちゃんこ幸せそうに見える

そう見えるだけで、
猫がどう思ってるかはわからないけれど


幸せそうに見えるってのは
いつも笑顔でほがらかとか、
楽しそうにしている姿より、
安心している姿なのかもね


笑えること、
うれしいこと、
楽しいこと、
その瞬間もものすごく幸せだけど


今の自分に安心して生きている、
ということが何よりも幸せなことではなかろうか





他、最近読んだ本
「女子をこじらせて」

こじらせ女子、という言葉が生まれた本
あーおもしろかった、と思って
作者を検索すると
死亡していた…
衝撃。

自殺疑惑もあるようだけど
本当のことは誰にもわからない


それを知って、
八本足の蝶の二階堂奥歯さんを思い出した

なんでかなーって考えて

「生」と「性」について、
というところで何か通じるものを感じた


このふたりの作品は全く違うけど
自分の中に両方に共感する部分がある

そしてまたFishmans佐藤伸治のことも思い出す

’98.12.28男達の別れ

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